野村美月『“文学少女”と恋する挿話集 1』(ファミ通文庫)

 コラボ短編に続き牛魔王のおかげで、すっかりお笑い腐女子モードの実装が明らかとなりました >先輩。過半は既読の再録ですが、横書きの上にフォントサイズの変更できない画像で提供されてたFBonline収録分が読みやすくなったのはありがたい。それにしても芥川君は、人と触れ合うにも不幸の媒介がなければあかんのか。確かに蟹工船が似合いかねない不幸さかもしれぬ。
 しかし既に外伝と挿話集パート2が予定済みなのか。もちろん、面白いから良いし買うことは確定なんだけど、まったく別の新作も読んでみたかったり。いや、やっぱ本編やら本巻p.98・2〜3行目の巻き返しが書かれる(といいなあ、さすがに不憫すぎる)外伝が先か。

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集 1 (ファミ通文庫)