有人月探査は実現不可能? NASA主催のシンポジウムで有識者が厳しい見解 - Technobahn

 こないだの記事に続いて、また見出しだけ見て捏造論者がはしゃぎそうな記事だが、それはさておき本文は結構シビア。
 アポロ計画は科学技術面での優位を競うというよりも、ソ連との政治的な競争関係に打ち勝つために計画の実現が急がれたもので、実態の裏付けのない政治的な競争に根ざしたものであるため、ソ連には月探査を実現する能力がないことが判り、アメリカの国力も尽きたところで計画も終わりになった「常日頃、失敗から学ばなければ何事も実現しないと述べ、失敗なくしては成功はあり得ないことを説明してきているが、大衆(public)は判ってもらえない」とNASAが置かれている厳しい立場をこぼすということで、競争/対抗/恐怖心が落ち着いてしまい、フロンティアスピリットではその替わりの燃料としては不十分、ということなのかなぁ。