asahi.com(朝日新聞社):月面、水が存在か 今も太陽側で生成? 3探査機観測 - サイエンス

 砂の表面の酸素原子(O)が、太陽から高速で飛んでくる水素イオン(H+)と結びつくことで、水やヒドロキシ基になったらしい。水は、現在も月の表面の太陽側で作られ続けているとみられるって、よりによってそんな悠長なメカニズムで形成されたのか。さすが、後期重爆撃期以降の約40億億年間何もなかった世界なのだなぁ。しかしこのメカニズムだと存在するのは表層だけだろうな。ディープインパクトの観測データでは含有率は0.5%未満。研究者はAP通信に「水を1杯飲むには、野球場のダイヤモンドほどの面積の砂を集める必要がある」という数字から概算すると、全球の存在量のオーダーぐらいは見積もれそうだ。