宇宙は考えられていたよりも、ほんの少しだけ「熱的死」に近い? - スラッシュドット・ジャパン

 既にコメントもついてるけど、エントロピーの量的に「近い」のは分かったとして、それがイコール「時間的にも近い」ことになるのかしら? 最終的に熱死状態に達するためにはすべてのブラックホールが蒸発する必要があって、よりでかいブラックホールが存在するってことはすべてが蒸発し尽くすためにかかる時間も長くなるような気がするな。ん? 元記事the extra entropy is locked inside the black holes, the rest of the universe should have lower entropy and be further away from heat deathってのが、そのことを指摘してるのかしら。
 あと、直感的には「現在観測できる量」の増加が「理論的にあり得る最大量」の増加に結びつかないのもよく分からん。超大質量ブラックホールを考慮に入れるか入れないかにかかわらず、最大エントロピー 10122は変わらないってこと?
 うー、どっかにちゃんとした日本語の解説記事が出てきてくれますように。