ニセ隕石騒動

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A possible meteorite fall near in northern Latvia on Sunday left a crater approximately 20 meters (66 feet) in diameter and 10 meters (33 feet) deep.
One expert who had said the 9m (27ft) wide crater was caused by an impact, said he now thought it was artificial.
The hole was too tidy to have been caused by a meteorite, he said.
It would be unusual for such a large meteorite to hit the Earth, as most objects burn up in the atmosphere and never reach the surface.

 そう言われてみれば、落ちてくる隕石のサイズ(というか質量)と速度でクレーターのサイズが決まり、かつ、ある程度以下のサイズだったりもろさだったりすれば大気中で燃え尽きるなり砕けるなりするわけだから、大気のある天体上での隕石クレーターのサイズには、大気密度や天体質量とサイズあたりをパラメーターとして、下限がありそう。
 で、ちょちょっとググるとこんなのが出てきた。

設定を、隕石の材質を鉄、隕石の速度を彗星速度の51km/sに変更しても、 大気圏突入前の隕石サイズとして直径44m以下を入力すると、 地表に落ちる前に空中爆発してしまい、クレーターは出来ないという結果になります
大気圏突入前の隕石サイズとして直径45mを入力すると、 隕石は上空32kmで分解し始め、破片となって地上に落ち、直径1.7km深さ356mのクレーターが出来るそうです(^^;

てことは、直径1.7kmあたりが地球上での下限になるのかな? それとももっと上手くパラメーターを調節すると、小さい隕石or砕かれた破片が燃え尽きずに減速されてちょうど地上に到達して、もっと小さいものができることもあり得るのかしら。そういや道路に1フィートほどの穴をあけた隕石っぽい何かで少年がケガ、とかいう話もあったっけ。Wikipediaクレーター径は隕石の直径の約20倍と見積もられておりという記述に出典が貼られてないのが残念。