ニュース - 科学&宇宙 - 細菌の突然変異が有人宇宙飛行の障壁に(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

かつては宇宙飛行士の健康に関して現在よりも盛んに研究が行われていたという。「しかし、飛行時間を短縮すれば、長期にわたる宇宙ステーションのミッションであっても、それほど深刻な問題にはならないと宇宙機関は判断した。そのため、関心がそれて予算も削減されたのだ」と同氏は話す。「現在はNASAが長期ミッションを検討中だ。宇宙飛行士の健康については、再び研究されることになるだろう」。

 うーむ、もちろん一足飛びにできる話じゃなかろうが、それでも「検討中の目標」ですら火星への往復程度の時間、つまりせいぜい数年しかみてないのか。「種の拡散計画」的意味で地球外での長期居住をどんどん推し進めるべき、という意見の持ち主としては寂しい限り。