要は、予算を切ったこと自体じゃなく、切った理由が異常すぎるんだよな。

 昨日の日記へのreferer松井孝典とは - はてなキーワードがあって、そこに挙がってたダイアリを見てると、俺が漠然と感じてたことをきちんと整理してくれてる方がいたので、メモっておく。

 「現方針でトップが狙えるのか」とか「投資効率が」とか「目指すべき世界一はそっちではない」とかの意見だと思っていたが、思わず頭を抱えた。基準とかビジョンとか全然語ってないのか。
この二人が次世代スーパーコンピュータ計画の予算凍結に賛成している理由を知りたいです。たとえば、

* 同じ計算速度をたたき出す、もっと安くて効率のいいハードウェアを知っている
* 単に創意と工夫と大和魂で乗り切れと根性論を振りかざしている
* 本気で速いコンピュータは不要と考えるきちんとした理由を持っている
* 自分たちの予算が削られないよう、より大きなプロジェクトを叩きつぶそうとしている

どれなんでしょうか。

 あと、日本オワタ\(^o^)/研究業界が死亡しそうな件について - ナボコフと僕の愉快な日々の最後にあるその中で、科研費もらっているリストを見て呆然。この人たち、自分が世話になったことをどう思ってるんだよ。ぜひ、「自分の研究により納税者にどれだけのリターンをもたらしたか」を語ってもらいたいもんだ。