時雨沢恵一『メグとセロン 5 ラリー・ヘップバーンの罠』(電撃文庫)
「ならば、オレは迎え撃とう。“ヘップバーンの騎士は最後まで逃げない”がウチの家訓だからな」
(中略)
「ありがとうよ。−−でも補足しておくぞ。“最後まで逃げない”ってのは、“いよいよ最後になったら逃げてもいい"ってことだからな!」
なにこの格好良すぎる家訓。フィクションに出てきた家訓の中ではビッテンフェルト家のものに並ぶ素敵さだわ。んで、その家訓を奉ずるラリーももちろん格好良い。いやぁ、騎士だねぇ。それにしてもセロンの進歩が遅い遅い。リリアさんが加速役として登場してきたけど、ダンスパーティーまであと何冊必要になることやら。
ところで時雨沢恵一総合スレ 84の指摘で初めて気付いたけど、p.191、ロクシェ語でのイニシャル表記だから「フランシス」が「フー」なのか。なるほど、さすがだ >作者。
メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)
- 作者: 時雨沢恵一,黒星紅白
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2010/03/01
- メディア: 文庫
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