なんか珍しく、一般ニュースサイトの科学記事で実に分かりやすい解説に出会った気がする

 24テミスが存在する領域の環境条件では、水はすぐに蒸発してしまい、小惑星表面にとどまることはできないと考えられてきた。なぜ表面に氷があるのかは不明だが、氷が地下に閉じ込められている場合には数十億年保持することが理論的に可能なことから、両研究チームは、内部から絶えず蒸発して出て来る水分が地表面で再び凍った可能性があるとみている。
 ただ、謎も残る。表層の氷を解かしてしまうほどの温度を持つ小惑星に、どのようにして何十億年も氷が存続することができたのか。
 この謎について研究チームは、24テミスは間違いなく想像以上に多くの水を保持しており、内部からゆっくりと供給される水蒸気によって継続的に表層の氷を補っていると説明している。

 ま、揃って「asteroid 24 Themis」を「24テミス」としてるあたり、おそらくはプレスリリースをまるまるコピーして翻訳しただけ、もとのプレスリリースの出来がよかった、というオチなんだろうけど。