おかえりなさい

 しかし、はやぶさの最後の重要任務は、小惑星の試料を納めた可能性がある内蔵カプセルを機体の前面から地球に向けて放出する作業。それに必要な姿勢を保つため、底面のカメラは地球が見えない方向に向けている。
 相次ぐ故障を乗り越えて帰ってきたはやぶさに、その「目」で、もう一度地球を見せたい――。はやぶさ計画を率いる宇宙航空研究開発機構川口淳一郎教授らが撮影を思い立った。カプセル放出から大気圏突入までの約3時間、残るエンジンなどの力を振り絞ってカメラを地球に向ける。
 うまくいけば、放出したカプセルも地球の手前に写るとみられている。カプセルは、はやぶさが大気圏に突入してから約20分後、ウーメラの砂漠に落下する見込みだ。

ASCII.jp:祝帰還!「はやぶさ」7年50億kmのミッション完全解説【その1】|“JAXAの真田ぁ〜ず”に総力インタビュー!

 気合いの入ったインタビュー記事。続きが掲載されるのが実に楽しみ。

 技術実証の仕方としては、悪く言うとあんまり賢い方法じゃないんですよ。
 実証としては、並列に、イオンエンジンがうまくいかなくてもカプセルのリエントリーだけはできるとかですね、そういう風に作るべきという人も多分います。純粋に技術だけを開発して実証するなら、それがいいのでしょうね。
 ただ面白くないですよね。

ISAS | 「はやぶさ」最後の日:「はやぶさ」が日本から見える方向 / トピックス

 西日本は雨、東日本もこれから夜にかけておおむね曇り。明るさ以前の問題で国内からの光学観測は無理か。ま、これは「涙雨」だと思うことにして、ISAS | 大気圏突入6分前の「はやぶさ」が見える国:モルディブ / トピックスとかに期待しておこう。

そして開傘とビーコン確認、最後のエクストラミッションたる「地球撮り」も半分成功

&はやぶさラストショット (c)jaxa on Twitpic