『the Sneaker(ザ・スニーカー)』2010年10月号(角川書店)

河野裕サクラダリセット

 本編と関連するようなしないような、微妙な距離感が心地良いなぁ。

林トモアキレイセン

 マックルさんがどうやら本格的に参戦。なんかサラッと「精霊サーガ」の重要な設定に関することを口にしてたような。しかしマリアクレセルが出張ってきた上にヒデオが悟っちゃった衝撃でそれどころではないよ、どうしよう。

自分は目付きが悪い。
普通の女の子は目付きの悪い男に自分から声をかけない。
故に自分に声をかけてくる女の子はイロモノである。
証明終了。

山本弘「MM9 怪獣がいる風景」

 こんなところで短編連載とは、ちょっと不意打ち。しかしお話自体は、ちょっとイタくてイヤな話な上に、いささか唐突なオチ。しかも正直言って、「MM9」の設定の下で語る意味が感じられないストーリー。*1 それともこの違和感、今後に続くお話しの伏線だったりする?

the Sneaker (ザ・スニーカー) 2010年 10月号 [雑誌]

the Sneaker (ザ・スニーカー) 2010年 10月号 [雑誌]

*1:まったく別の設定にでも嵌め込むことが可能という意味で。もっともこのご時世、単発のSF短編を本誌に掲載させてくれるか、という商売的な観点はまた別問題。