ニュース - 科学&宇宙 - ツメのけがに苦しむ宇宙飛行士(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

 あうう、痛い痛い爪の怪我の話は痛い。体の他の部分に比べればむしろ軽傷で済む部位な筈なんだけど、なぜか爪の話は痛い。場合によっては極端な予防措置に走る飛行士もいるという。「船外活動の前にあらかじめ自分でツメをはがすという話を聞いたことがある」とか、読んだだけで「ギャーッ」と叫びそう。
 で、解決の方向は「“フィットさせる”といっても個人の好みもあるから完全な問題解決とはならないかもしれない。指の動きを増幅・再現するロボットアームをグローブ内に組み込むという選択肢も有効だろう。また、ガチガチの予圧服の代わりに、柔軟な素材で身体にフィットする圧迫式の宇宙服も考えられる」ということで、スキンタイト宇宙服orパワーアシスト付きハードシェルスーツか。いっそ、「宇宙服は緊急時の窒息防止だけのためのもので、作業はすべてロボットで実施」とかの方向性は……有り得ないか。