産総研:プレス・リリース 形状デザイン可能なカーボンナノチューブ高密度固体


 今回開発されたカーボンナノチューブ固体は、配向した、高純度、超長尺単層カーボンナノチューブを、稲穂を束ねたようなもので、導電性、比表面積、柔軟性において、単層カーボンナノチューブの特性を保持している。また、目的に応じて様々な形にデザインすることが可能であり、例えば、コンパクトなエネルギー・物質貯蔵、柔軟性を有するヒーター等の様々な応用に適しており、特に、今回開発した単層カーボンナノチューブ固体を電極材料として用いるキャパシターは、活性炭を電極とする従来型のキャパシターよりも、高エネルギー密度、ハイパワーを示すことを実証した。今回の結果は、カーボンナノチューブが、次世代のキャパシターの実現へのキー技術であることを確認できた。
 もちろんこれはこれですごいことなんだが、趣味的には、「残念、こういう方向か」と。誰か軌道エレベーター建造へのブレークスルーをやってくれないかなぁ。

「マイナスイオン商品」根拠なしも、都が文書指導 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 遅まきながら、ではありますけど、良い動きなんでしょう。そもそも百五十歩ぐらい譲っても、マイナスイオン・ドライヤーに限っては、「科学的に『マイナスイオン』と呼べる何か」が「何らかのプラスの効果をもたらしている」と言えるかも知れない、というレベルらしいですから……*1

小川遊水池@blog: 氷川丸

 あやや、わずか2日違いで同じものを見に行ってても、やっぱ素養のある人の感想は面白いな。


 日本でまともな全溶接船が作られるようになったのは戦後なので、この船はリベットだらけです。三度も機雷をくらっても沈まなかったというだけあって、防水扉は立派なもの。プロムナードデッキやスモーキングサロンは、家が建つほど高価な船賃がかかったというだけあって、木とニスの香りのするすてきな空間でした。明治村を思い起こしたな。
 ブリッジは計器がほとんどなくて微笑ましい。戦中はレーダーもなかったはずなので、それこそ、この空間に人がいっぱいいたのでしょう。
え、俺の感想? えーと、機関室の主機関操縦ハンドルを見て「おー、ここってエンタープライズならジョーディのコンソール」とか、そんなところでした。
 しかしこの機関室、運用時にはどのくらいの人数が詰めてたのかな? 通路の狭さとかタラップの急さとか、観光客がそろそろ歩いても足下が危ないくらいなんだが、往時はここをどんなペースで機関員が行き来してたんだろう。それこそギャラクシー級のあのゆったりした空間ですら、緊急時にはえらいことになってるわけで、氷川丸の機関室の緊急時って、どんな様子だったんだろう。

404 Blog Not Found:プログラマがC言語を学ぶべきたった一つの理由

 はい、私は、アセンブラを使わざるを得ないようになるまで、Cのポインタと配列がさっぱり分かりませんでした*1


だけど、Cを含めて、言語の仕様拡張というのは「より上の階層へ」ということは熱心でも、「下の階層をより使いやすく」という方向にはあまり行かないのはなぜなのだろう....
なんでなんでしょうね。物理的にシリコンを作るという制約から離れて、純粋に「これが出来ると素敵」に基づいた機械語仮想マシンを作り込む人がいてもいいような気は、確かにします。

*1:いや、何となく使えてましたけどね。しかし「何となく」という水準から抜け出せたのは、間違いなくアセンブラを使ったおかげだ

痛いニュース(ノ∀`):【復党決定】 「我々は、"郵政民営化反対"とは一言も言っていない」 造反組が会見

 はてブより。いやもう、人間のカス、としか言いようがないわ、こいつら……と思ったら、さらに想定の斜め上をいかれました、なるほど。