「Winny事件を契機にエンジニアの社会問題を考える」--FreeKaneko.comの新井代表

　日本の刑法は罪刑法定主義をとっており(中略)PtoPソフトの作成が犯罪だとはどこにも書かれていないのに、勝手に警察が起訴するのはおかしい・・・・すごいな、逮捕状やら起訴状やら公判の様子やら、これだけ公開されててなお、「Winny*1を作ったから逮捕された」と強弁できるとわ。馬鹿に馬鹿をするよう煽ったから「幇助」なんでしょうが。エンジニアの端くれとして、このレベルのデマゴーグに労働組合として活動したり、専門家団体として教育や職業紹介、マッチングサービス、技術者の交流などを支援したりしていきたいなどと「エンジニアの代表」面をされては肩身が狭いわ。

*1:ところでhttp://d.hatena.ne.jp/keyword/Winnyにネットエージェント社は解読したと言っているが、Winnyのパケットが暗号化にRC4を利用しているのはとっくの昔から既知の話ってあるのは何なんでしょう。「RC4を解読できたなんてデマだ」とでも言いたいのかしら? 共通鍵を垂れ流してる以上、暗号の強度は限りなくゼロに近い、というか、そもそも暗号としての意味をなしてない、なんてのは猿にでも分かる道理だと思うが。逆に「RC4だから解読されて当然」というのもやはりアホ。まっとうな鍵の作成と運用をやってれば、並大抵の計算力で解読できるもんじゃない。それともまさか、「RC4だと分かってるんだから解読できて当然」と言いたいのかな? であればさらにアホ。アルゴリズムがなんなのか分かったから解読できる、ってのは踊る人形の時代の話ですな。