スケープゴートか、社会の敵か--米軍ネットワークに侵入した英ハッカーの言い分


 違法行為をしているというスリルは確かにありましたが、それも最初のうちだけでした。新しい事実を発見したり、学んだりしていくうちに、私はUFOの問題を真剣に考えるようになり、秘密裏に開発されている技術の存在にも、関心を持つようになりました。反重力技術がすでに完成していることは間違いありません。量子物理学のメカニズムからいうと、反重力とは、真空からエネルギーを自由に引き出すことです。この技術は石油をめぐる争いに終止符を打ち、飢餓を緩和し、灌漑を促進するものとなるでしょう。これはフリーエネルギーであり、非常に重大な発見です。

 そうです。2年ほど前、米国のBoeing Aerospace社が反重力研究に5000万ドルを投資することを発表しました。私はなぜ今、そのような発表をするのかと思いました。一般には知られていないだけで、米国はすでにそのような装置を完成させているのです。事実を追求されたときには、NASA、軍部、そして産業界の上層部にいる一部の反乱分子がやったことだと弁明するつもりなのでしょう。
という電波っぷりからすると、これはむしろ、「米国の情報セキュリティに関する防護はこの程度でしかない」と、潜在敵を油断させるためのディスインフォメーションだったりしないかな?