Technobahn ニュース : 天才ゲームプログラマーが開発した次世代月着陸船

 こないだのあれの詳報。こうして見ると、やはりかぐや(SELENE)の3トン弱よりは明らかに軽そうで、もちろん帰還ミッションの大変さを考慮に入れなきゃならんのは確かだけど、そろそろ一か八かのカミカゼミッションなサンプルリターンぐらいなら手が届きそうな気はするな。

 アメリカの場合、SpaceShipOneを開発したBurt Rutan氏、Segwayの発明者で知られているDean Kamen氏など大企業には属さない天才的な技術者が産業をリードするということが少なからず存在する。動力飛行機の最初に飛行実験に成功したWright兄弟に関しても完全に個人資金で飛行機の開発を行い、初飛行に成功している。
 米国の航空機産業は多額の国家予算が投じて開発が進められている軍用機のように、国主導で事が進められているようにも見えるが、実際には航空産業の礎を作ったWright 兄弟の時代から突出した天才的な個人が業界をリードするということが多い。
 これはやはりお国柄という他はなさそうだ。