【コラム】シリコンバレー101 (282) 真夏のハッカーイベントの功罪、Webの危機は回避されたが…… | ネット | マイコミジャーナル

マサチューセッツ工科大学の学生がボストンの地下鉄・バスで採用されている磁気およびRFIDカードシステムの脆弱性について発表する予定だったが、交通料金の詐取に利用される恐れがあるとしてMBTAが学生らを訴え、裁判所がComputer Fraud and Abuse Actに基づいて発表差し止めを命令した。
学生たちの発表は大学での研究内容の延長であり、悪用を避けるためにカギとなる情報が省かれていた。ところが裁判に発展したことで、学生たちが用意したプレゼンテーション以上の情報が裁判所を通じて公開されてしまっている。

 こんな(不謹慎ながら他人事モードとしては)面白いことになってたのか。研究者の自制心とモラル>>>>隠したり差し止めれば何とかなるという「脆弱性制作者」の脳味噌、というパターンをいまだに繰り返してるのね。