asahi.com(朝日新聞社):ソーラーパワー、動け大望遠鏡 東大がチリで発電計画 - サイエンス

 観測に必要な電力は発電量の4分の1程度、多くは近くにある人口3千人のサンペドロ市全体に電力を供給する。3年かけ、標高3千メートルの予定地で設備が正常に作動するかや、蓄電システムの最適化などを進める計画だ。
 アタカマ砂漠は標高が高く天体観測に適しており「宇宙に一番近い観測地」として各国の天文台が集中している。
 この気象条件は太陽光発電にも有利で、高い効率で安定した発電が期待できる。ディーゼル発電のように排ガスで空気を汚すこともないため、微弱な光を観測する天文台の電力源として理想的という。

 へぇ、なんか良いことずくめ。先日の浮世離れしていて実利がない天文学が地球を救う役に立てればうれしいに続き、本気で、「天文学的成果以外でもっとも名を売った天文台」でも目指すのかしら。次は、「電力不足から解放されたサンペドロ市で街灯の整備が進み、光害がひどくなりました」という間抜けな結末にならないよう、赤外域での放射のない街灯を寄付すればいいかもね。