レコードチャイナ：中国初の火星探査機「蛍火1号」がモスクワに到着＝打ち上げは... - 副長日誌

　火星探査機の打ち上げは難しく、これまでも約3分の2が失敗に終わっている。しかし、ロシアの成功率は100％である……どこの並行世界のロシアに打ち上げを依頼するんだろう? 「予定どおり着陸or周回軌道入りしたが通信途絶」とか「周回軌道には入ったが着陸機は墜落」を「一応は成功」にカウントしても、マルス2, 3, 5, 6号とフォボス2号が「一応は成功」、あとは死屍累々としか言いようがない。*1 *2 なんぼなんでも北京大学地球・空間科学学院教授なんて肩書きの人が「ソビエト/ロシアの火星探査は火星人に邪魔されてる」というジョークまで生んだ歴史を知らんはずはなかろうから、これは報じた浙江日報とやらの記者かレコードチャイナの翻訳者の水準の反映なんだろうな。

*1:これまでの火星探査一覧, 火星探査機 - Wikipedia, Exploration of Mars - Wikipedia, the free encyclopedia

*2:せめてマーズ96が成功してれば、「ソビエト連邦の探査機は失敗続きだが、ロシアの成功率は100％」と言えたかもしれんが。