読み比べて彼我の違いにため息が出る記事2つ

 もちろんそれぞれがその国の代表とか総意とかってわけじゃなく、それぞれ無記名の一個人と特に有名とか影響力があるとかじゃないある記者の意見でしかないんだけど。

宇宙計画への支持を獲得し、その支持を維持していくためにはオバマが理想を熱く語ったり、作家や映画監督が魅惑的な火星生活のビジョンを提示したりするだけでは足りない。宇宙の6400万キロかなたへ人類の意識を向けることで夢のような見返りが得られるかもしれないと、NASAは世間に理解させる必要がある。
野口聡一さんの国際宇宙ステーション長期滞在開始に対する報道ぶりを見て、有人宇宙活動に対するマスメディアの扱い方が昔とあまり変わらないという印象を持つ人はいないだろうか。独自の有人宇宙活動を日本が推進するという判断を将来するのなら、納税者の意向は昔以上に無視できない。費用の話を含めてもっと現実的なデータ、判断材料を出していかないと国民の支持など得られない、と感じる人はいないだろうか。