有名博士が警告!「宇宙人と接触しないで」 – ロケットニュース24(β)
あら、見出しだけ見て、てっきり「文明の衝突」みたいな文脈のお話しかと思ってたら、地球外の知的生命体が接触して来た場合、地球環境にどのような影響を与えるか不明だ。地球生命の免疫系に致命的な損傷を与える可能性がある
って、生物学的汚染を懸念してるのか。うーむ、もちろんホーキング博士の専攻は物理であって生物学ではないわけだが、どのくらいにマジなんだろう。
そもそも人間に影響を与える生物って、ぱっと思いつくだけでも、液体の水を溶媒とし炭素化合物ベースで出来てて、アミノ酸ではL、糖ではD体のキラリティーを持つ必要があるような気がするんだが。さらにその上で人体内での繁殖までしようと思うと、ウィルス的な人間の細胞を利用するタイプ、は無理*1だろうから、細菌的な、人体の構成要素を餌にするタイプに限定だな。
むしろ、いきなり生物学的な類縁関係のない異星生物に感染してダメージを与えうる、しかも恒星間を渡って接触してくる知的生命体が自らに付着したままになってても気にしない生物って、どういうものならあり得るかしら? その条件を考えるほうが面白いかも。
- 「宇宙人はいるかもしれないが、コンタクトするのは危険」ホーキング博士 国際ニュース : AFPBB News
- スティーブン・ホーキング曰く「宇宙人はいるかもしれないが、コンタクトは避けるべき」 - スラッシュドット・ジャパン
- ホーキング博士「エイリアンと接触すべきでない」 : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
*1:例えば逆に地球産のウィルスは、遺伝子上のATGCコードの使い方まで一致する細胞にしか感染し得ないだろうな。