流れるのが惜しいので保存シリーズ
また、火星表面への着陸する方法についても従来のエアバッグ方式ではなく、「スカイ・クレーン(Sky Crane)」と呼ばれる新しい方式を採用する。火星大気圏に突入し、パラシュートで減速した後、降下部分(ディセント・ステージ)がロケットエンジンを点火してさらに減速。そして、降下部分が上空約10mの地点で滞空し、クレーンを使って「キュリオシティ」を降ろし、「キュリオシティ」の着地を確認した後、再び上昇し、離れた地点に落下する。
確かにこの記事読んだとき、なんでこんな複雑なことするの? と思ったんだけど、なるほど、これは魅惑的なアイデアだ。
15 :名無しのひみつ:2010/05/25(火) 20:03:48 ID:UMQCBf9h
ちょっと考察してみる。
まず、エアバッグ式ではこの重量・サイズでは絶対無理。
そして、普通の発想ならお盆状の降下ステージの上にローバーを乗っけて軟着陸
させる設計にするだろうが、それだとトップヘビーで制御が難しい。
そのうえ、着陸脚が二重になってしまうだろう。
ローバー自身が頑丈な脚を持っているのに、
着陸ステージにも頑丈な脚を付けたら、
その分の機能と質量がもったいない。
この吊り下げ着陸方法ならば、
着陸ステージ側は衝撃に耐えなくていい(接地後投棄)ので、相当に簡素にできる。
重量物が下側にあるので、姿勢制御に失敗してひっくり返るような
事故の確率も小さいだろう。
よく考えると、これまでの噴射型の着陸機と比べても
機構の上下がさかさまになってるだけで、それほど突飛でもないかも。
16 :名無しのひみつ:2010/05/25(火) 20:29:18 ID:UMQCBf9h
↑を説明する画像を作ってみた。