池田朝佳『鍵開けキリエと封緘師(シギルムス) モラトリアム・ミッドサマー』(富士見ファンタジア文庫)
前巻で感じた、主人公が何を考えどんな動機で動いてるのかがさっぱり謎
ってのは、なるほど、キリエ本人にも謎だったのか。そりゃ読者には分からんわけだ。で、それをキーにして、ようやくお話しが動き出した感じ。新キャラ登場も解くべき世界の謎紹介も含め、ようやくいい感じに面白くなってきたし、この人の書き方というか書く世界の綺麗さが好きになってきた。ドラマガの短編をきちんと拾ってくれてるのもGood。
鍵開けキリエと封緘師 モラトリアム・ミッドサマー (富士見ファンタジア文庫)
- 作者: 池田朝佳,さんば挿
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2010/05/20
- メディア: 文庫
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