時事ドットコム:シャトル打ち上げ1回追加=中間選挙前に雇用対策−米下院

 お、ようやく決定したのね。追加飛行もさることながら、ようやく国際宇宙ステーション(ISS)を少なくとも20年まで運用することも確定か。

第2の地球?20光年先に最も似た惑星 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 とりあえず元ネタとその日本語訳と関連記事をまとめてリンク。さて、こうなると次の目標はこの惑星そのものからの光の分光観測か。光源が赤色矮星ってことで並大抵の困難さじゃないとは思うが、wktk。さすがにG型とは異なるスペクトルに照らされてる上に潮汐力のため恒星に対して常におなじ面を向けているんだから、↓の「いかにも地球っぽい」イラストはちょいと先走りすぎな気もするが。
NASA - Planets of the Gliese 581 System

Togetter - 「イカロス君の第8回 Webクリエーション・アウォード受賞インタビュー」

 さすが広報実証機。おしゃべりの内容もさることながら、triviaplus - イカロス君WCA受賞インタビューまとめにまとめられてるアイコンの時系列がまた、蝶ネクタイが飛んでくるとか、いろいろ芸が細かい。ついでに、まとめに入ってなかった地上の写真の紹介を貼っておこう。

チリ鉱山事故被災者へ宇宙活動関連物資を提供 - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA

 もちろんこれ自体はええ話なんだが、NASAはノウハウを提供JAXAは物資を提供、という構図が、なんというか、いろんなもののいろんな現実を象徴的に現してるなぁ、と、ちょっと感慨が。

神坂一『アビスゲート 3 楔を穿つ淵の使者』(富士見ファンタジア文庫)

 2年と3ヵ月ぶりな第3巻。それだけブランクが空いて、独自のややこしい設定を持つシリアスなお話しで、なのに前巻を読み返さないとついていけないようなことは一切なくサクサク状況を理解でき、なおかつ読者に地の文の解説が多いとか説明台詞ばっかとか思わせない。なんとも、実に達者なもんだよなぁ。
 で、お話しのほうは、なにやら黒幕やら真相っぽいものが見え始めてきたようで、正直なところ繋ぎの1冊。この雰囲気だとあと1〜2巻? ま、なんにせよこの作者のことだ。今この次点で俺程度の読者が予想できる結末に持ってくような素直な展開だけはあるまい。どーか、えげつなく真っ黒で絶望的な恐い真相が、願わくばなるべく早い時期に読めますように。

兎月竜之介『ニーナとうさぎと魔法の戦車』(スーパーダッシュ文庫)

 ちょいとお説教や演説がウザい域に入りかけ、新人さんだから荒いのもしょうがないと思うことでぎりぎり許せるレベル。が、お話しとキャラは文句なしに素敵。燃える王道にして成長物語。ま、ラスボスについては最後の敵が、あんまりなのである。馬鹿すぎ、駄目すぎっという選評に同意しないでもないが、むしろそれも、ああ、これ、応募作でさえなければ、2〜3冊かけてラスボスの登場をもっと後に回して、そのぶんだけ丁寧に書けたんだろうな、と、「有り得たであろう幻の長編バージョン」を想像してワクワクできるレベルの出来の良いお話し。続編になるのか次回作になるのかは知らないが、期待できる新人さんであるな。うん、面白かった。