雲上四季 - 一般文芸全体とライトノベルを図解

 はてブ注目エントリーより。面白かったのでリンク。
 ところで、「有川浩はSF作家」という記述に「そんなことはない」という反応が早速出てきてるのが興味深い。相も変わらず、「あれはSFじゃない」「こんなののどこがSFだ」「それはSFというジャンルとは異質だ」と排除することにばかり一所懸命で、そのくせSFが売れないという世間一般の偏見*1を嘆く*2人が居るんだなぁ。
 定義論争や排除大会にうつつを抜かすくらいなら、「あなたがいま面白く読んでるその本、実はSFというジャンルに属する(or非常に近い)んですよ。どうです、そっちにも手を出してみませんか」「あなたが面白いと感じたその感覚、実はセンス・オブ・ワンダーと昔から呼ばれてて、SFというジャンルにもっとも濃く含まれてるんですよ」ぐらいのプロパガンダをやればいいのに。

*1:もちろん「SFと銘打った本」が売れてないのは厳粛な事実でもある。もっとも原因は「SFと銘打った本」があまり出てないからなのかもしれないし、かつての「SFと銘打てばどんなクズでもそこそこ売れた」栄光の時代を基準に置いているからかもしれんが。

*2:ただしここで俺が念頭に置いている人は「SF、売れないから(笑)」と記述しているだけで、嘆いているかどうかは知らない。

ITmedia エンタープライズ:MS、Vistaの署名認証かわすツールに対抗

 リブートはデスクトップならそれほど問題にならないかもしれないが、Longhorn (Windows Server 2008)の場合はどうなるのか興味深いとSymantecは指摘。「例えば、攻撃側が大量の署名鍵を持っていて、毎日違う署名鍵で少しずつ違うバージョンのマルウェアをリリースしていったとしたら、署名鍵取り消しのためにミッションクリティカルなサーバを毎日リブートできるだろうか」と問い掛け、この問題はいたちごっこの展開になりそうだと予想している。

 確かに。いかに大事なものとはいえ、署名鍵というOSそのものから見れば単なるデータに過ぎないものの扱いの変更によってリブートが必要ってのは美しくない。そろそろ「カーネルのコード事態」以外の書き換えであれば、最悪でも関連サービスとかGUIの再起動で済み、OS自体のリブートは不要になるようにならないものかしら。

WIRED VISION / NASA「個人向け空飛ぶ乗物」コンテスト始まる

 悲しいことに、ガレージのスペースをひねり出すのに四苦八苦してるような国じゃ、いかにSTOLとはいえ滑走路を我が家に用意するのは難しかろうなぁ。いや、動画を見る限りは驚くほど短いものでOKそうなんだが、我が国で着陸コース上の障害物を何とかできる程度の人口密度って、どのくらいの田舎になるのかな?

スラッシュドット ジャパン | 土星のG環形成の仕組み、徐々に判明へ

 閾値を下げてポイントの低いコメントを読むと、たったこれだけのたれ込みをいかに多くの人が誤読するかが分かって微妙に面白い。