「授業減らしすぎた」中教審が異例の反省 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 これを「反省した」と言っていいものなんだろうか? 「運用面で問題があったが、ゆとり教育の理念は間違えていない」よりはマシなのかもしれんけどさ。

〈1〉「生きる力」とは何か、なぜ必要なのかを、国が教師や保護者に伝えられなかった
じゃあ、ちゃんと伝えられていればうまくいってたんでしょうか?
〈2〉「生きる力」の象徴として、「自ら学び自ら考える力の育成」を掲げたが、子供の自主性を尊重するあまり、指導をちゅうちょする教師が増えた
自主性を尊重するアカ教師が悪い、と。
〈3〉総合学習の時間を創設したが、その意義を伝えきれなかった
〈1〉同様に伝えきれなかったことが問題で、基本的な考え方は間違っていないとしか読めねぇよ。
〈4〉授業時間を減らしすぎたため、基礎的な知識の習得が不十分になり、思考力や表現力も育成できなかった
「反省」と言えるのはこれだけ?
〈5〉家庭や地域の教育力の低下を踏まえていなかった
はいはい、親と地域にまず問題がある、国に問題があったと知ればそれを見抜けなかったことですよ、と。

なんや、5項目中4項目は責任転嫁と「考え方は正しかったが伝えられなかった」じゃないか。