2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

なんかアンバランス感

asahi.com(朝日新聞社):「補給機HTVで有人輸送を」 山崎さん、前原氏に提言 - サイエンス JAXA、宇宙実験の成果回収機を三菱重工などと開発へ:日刊工業新聞 有人型の検討にも回収型(HTV-R)の開発にも大賛成ではあるんだけど、 国際宇宙基地撤退な…

あわむら赤光『無限のリンケージ 3 −レディ・フェンサー−』(GA文庫)

pp.259-260が凄くいい。今日日ちょっと無いくらい騎士道ど真ん中主人公の面目躍如。絶対に「事故」を起こさないように気を使ってるロバートに全力を出させる秘策ってのも上手い。そしてお姫様のダークサイドにちょっとビビリ完全にギャグキャラ化したディナ…

Engineers Diagnosing Voyager 2 Data System - NASA Jet Propulsion Laboratory

via スペースサイト! 宇宙開発史 / 天文の話題。ボイジャー2号のデータ変換系(FDS)のアノマリーの原因が、1ビット反転していたことと判明しました。本来0であるべきところが1になっていたとのことengineers received a full memory readout from the …

川崎康宏『ありすとBOBO 2 −下町決戦兵器マスラオ−』(GA文庫)(透明部ネタバレ)

前巻のカンフーサイボーグに続く「今巻のビックリどっきり人間兵器」は機雷王と魚雷王の二本立て。なんか覚えのある名前と雰囲気だと思ったら『Alice』の爆雷王か。てことはこれで「雷王三人衆」ってところかね。もっとも川崎作品だし、合体してゴッドシグマ…

ISAS | 「はやぶさ」が、故郷、地球をとらえた! / トピックス

いろんなところの感想とかを見てると、ヤマトかトップになぞらえてる人が多いみたいだったけど、なぜかこの絵を見た途端俺の頭の中では『帰ってきたウルトラマン』の主題歌のサビ、「帰ぇってきたぞ、帰ぇってきたぞ」が鳴り響いてしまった。うん、感傷的に…

最後のスペースシャトル:訓練体験レポート(動画) | WIRED VISION

そうか、そりゃそうだ。シャトルが引退するってことはそれに伴って、それを作ったり運用したりしていくための施設・設備もおしまい。もちろん製造設備なんかで次に応用の利くものはそっちに模様替えもするだろうけど、さすがに操縦シミュレーターは転用のし…

Thierry Legault - International Space Station - 3D video

via はてなブックマーク - uruloki のブックマーク。思わず「CGのようにリアル」などと本末転倒でアホたれな台詞を口走ってしまうぐらい凄い3D動画。 EXTREMELY cool 3D Space Station video – taken from the ground! | Bad Astronomy | Discover Magazine

JAXA|H-IIAロケット17号機による金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の打上げ延期について

図版が分かりやすい。コピーライトが2010年になってて、しかも今回に当てはまるところにアンダーラインが引いてあるって、まさかひょっとして今朝中止になってから作成したんだろうか。だとしたら大変だなぁ。 H-IIAロケット17号には既に燃料が充填されてい…

宇宙作家クラブ ニュース掲示板 

ここはpermanent linkがないのでリンクを張りにくいが、No.1390 :Y−1ブリーフィング 投稿日 2010年5月16日(日)17時49分 投稿者 柴田 孔明の投稿中の、南日本新聞の質問に噴いた。独立行政法人のお金の使途ぐらい、なんぼでも別途調べる手段があるだろうに…

木戸実験『破小路ねるのと堕天〈だてん〉列車事件』(スマッシュ文庫)

結局、牛越兄妹のエピソードは何のためにあったんだ? とか、突っ込みはじめるといろいろアラも見えてくるんだけど、これはもう、そういう読み方じゃなく、少し(というかかなり大いに)不思議系の佳作として雰囲気を楽しめばOK、かな。キャラが天然系かと思っ…

井上雅彦[監修]『異形コレクション 45 憑依』(光文社文庫)

黒史郎「ゴルゴネイオン」 演奏されると何かがおこる音楽、ならよくある話だけど、それ自体が力を持つ存在として人の魂の間を渡り歩く音楽、か。なんというか、よくもこんな発想ができるもんだ。クルーシュチャ方程式なんかと並ぶ、「活字でしか表現できない…

ニュース - 動物 - 全生物は同じ単細胞生物から進化した(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

同氏はこう主張する。“全生物の共通祖先”説を検証することは重要である。なぜなら、他の分野で行われているように、生物学もその中心的な教義に疑問を持つべきだからだ。「進化論も特別扱いを受けるべきではない」。 生物学上の意義とか創造論者どもへのイン…

哀川譲『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』(電撃文庫)

これは良いね、上手い。あらすじやカラーページから見て取れる設定やキャラは、どう見てもお馬鹿な色物なんだけど、見事に綺麗に落としてくれた。ありがちな王道パターンと言えばそうなんだけど、キャラや設定が馬鹿馬鹿しくはじけてる分、オチが王道なのが…

九辺ケンジ『ふぁみまっ!』(GA文庫)

第1回であれほど傑作佳作奇作怪作を続出させたんでGA文庫大賞の、第2回受賞作第1弾ということでかなり期待してたんだが……ま、まぁ、暇つぶしにはなったな、うん。テンプレに忠実なパターン通りのキャラ配置と、いかにも「さあ家族愛に感動しなさい」が見え見…

SSD換装一周年記念ベンチマーク

機種はMCCOE64G5MPP-0VA、この一年間、デフラグは実施せず、書き込み低減策としてはNTFSのオプションをいじって8.3ファイル名の生成と最終アクセス時刻書き込みを止め、%TEMP%, %TMP%とブラウザのキャッシュをRAMディスクにしたぐらい。 まず換装直後の結果…

さまようゾンビ衛星、テレビ放送脅かす恐れ : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

通常は故障して軌道を外れると通信機能が自動的に遮断されるが、この衛星は信号を出し続けている衝突の恐れはないが、電波が重なる影響で、AMC11を利用している米国内のケーブルテレビ放送などに障害が出る恐れがあるって、毒電波発信器と化してしまっ…

中村一『空を継ぐもの―覚醒遺伝子』(電撃文庫)

なかなかに綺麗なよい話。ちょいと幼なじみの立ち位置が悲惨なのと、エピローグが駆け足過ぎなのが気に掛かりはするが。それよりすでに2ヵ月後に続刊が決定してることのほうが楽しみなような不安なような。当然そっちでは放ったらかしになってる裏側の話がメ…

三原みつき『ごくペン! 3』(MF文庫J)

ああ、本当に普通の単なるドタバタラブコメになって終わったか。イチローと番長とお菊と、エピソードを詰め込みすぎたおかげで本筋のお話しも感動のラストもとってつけたようにしか見えない。おそらく作り出したキャラクターを愛する作者的にどうしてもこの3…

モデ権があったらプラスモデしたいシリーズ

個々の案件だけを見ればトンデモでも、多種多様なトンデモに手を出しまくれば一つぐらいとんでもない大発明にぶつかるかもしれない。 「これは世界を変える発明だ。理論的には何の問題もないんだだが、残念ながら資金が…」という定番の台詞を吐く発明家に片…

あかつき・イカロス打ち上げ一週間前

一般ニュースサイトでの報道がぼちぼち増えてきたな。各メディアがソーラーセイルの原理の説明に四苦八苦してる様子が微笑ましい。一番好感が持てるのはaサロン_科学面にようこそ_荒ぶる女神の謎に迫るだな。変に噛み砕いたつもりで結局間違った説明をしち…

葦原青『ユーネリア戦史 1 月の蛇と災いの花』(C★NOVELS Fantasia)

前作のガテン系からうってかわって、正統な少年の成長譚、かな? カルティの感情の動きの少なさについて何度も繰り返し触れられてるのが、なんか微妙に伏線っぽい気もしないではないんだが。ま、なんにせよ、完全に「プロローグ・旅立ち」編。つかみとしては…

赤松中学『緋弾のアリア ? 絶対半径(キリングレンジ)2051』(MF文庫J)

第二部開幕、主人公にいいところ無し、何が起きてるのか真相への手がかりも極小。バトルで盛り上がろうにも狙撃vs狙撃では……レキの感情の芽生えなり新キャラの可愛さなりで押し切る一冊なんだろうけど、キャラ萌えへの感度がやや鈍い読者的には、とりあえず…

タイムトラベルが実現不可能だと言う理由を端的に説明する画像 - 涙目で仕事しないSE

あぁ、これ、タイム(トラベル|スリップ)ネタのSFを読むたびに思うな。知的生命が作った機械によるタイムトラベルならきちんと考慮して設計してあるだろうけど、自然現象的なタイムスリップだと、なかなかに辻褄の合う理屈を捻り出すのが難しそう。 ところで…

マイケル・ブルックス『まだ科学で解けない13の謎』(草思社)

常温核融合の章のMITのデータの話が興味深い。なるほど、こういう経緯があったんじゃあ、「陰謀によって覆い隠されてる!!!」という人が絶えないわけだ。それと、ある章から次の章への繋ぎ方がいちいち強引で楽しい。ひょっとして著者はここに一番心血を注い…

Thierry Legault - STS-131 space shuttle mission (Discovery)

via はてなブックマーク - uruloki のブックマーク。これは凄まじく凄い。アマチュアの機材でこんなことまでできるんなら、NASAあたりでシャトル引退飛行記念に、天文台のメートルサイズの望遠鏡で「記念のスナップ」でも撮ってくれんもんかしら。きっとさら…

モデレート権がないので引用して残しておく

普通は活動中の無人宇宙機をクロースアップで撮影することはできません。映画やアニメとは違うんです。 はやぶさの影というのは、そういう意味で活動中の宇宙機のリアルな像が見える、珍しいものなのです。 アポロ11で、月面で活動中の写真がオルドリンのも…

野村美月『“文学少女”と恋する挿話集(エピソード) 3』(ファミ通文庫)

前半は正直、どうと言うほどのこともないベタ甘なだけの短編にも思えるんだけど、一つ一つが、本編のあの話にその話に前日譚なり後日譚として繋がってると思うと、一気に味わい深くなるな。で、一編ごとに本編のあっちこっちを読み返す羽目になって、まぁ読…

ボイジャー2号に不具合、原因究明中 | 科学衛星 | sorae.jp

まさか、パイオニア・アノマリーの謎を人類に明かすまいとする、宇宙検閲官の陰謀ではあるまいな。もっとも、ヴォイジャー探査機は、パイオニアとは異なって3軸制御を用いており、頻繁にガス噴射を行って安定な姿勢を保っていたため、こうした小さな加速の効…

花のある石垣

なんか妙に気に入ってしまう風景。うちの近くにこんな光景があるなんて、居住15年目にして初めて知ったよ。どんだけ出不精やねん >俺。

本田誠『空色パンデミック 2』(ファミ通文庫)(反転部ネタバレ)

「あの時の俺はマジで格好よかったと思うね。映画だったら感涙ものだよ。だから、俺はあの時の自分の気持ちは本気だったって信じることにした。そっちの方が格好いいだろう?」 すげえ、自分の格好良さを誇る台詞がこれほど素敵に聞こえるとは、森崎くん、い…