2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

スズキヒサシ『乱峰の荒鷹―タザリア王国物語〈6〉』(電撃文庫)

派手な戦が複数合った割には、なんか小休止という感じ。リネア様や蛇さんの動きがあんまりなかったせいかな。それとも2巻続けてジグの身の上に不幸がおきなかった為かも。彼ほど順調な前進が似合わない主人公も珍しい。ま、ようやくナターシが辿り着いてアン…

成田良悟『デュラララ!!×7』(電撃文庫)

いやー、楽しい。赤林のおっちゃんは実に良い味出してるし、静雄はモテモテの上にいつのまにか謎の属性が付いてることになってしまうし、小旅行はもう本筋書くの止めてでも外伝をとっとと書いて欲しいぐらいだし、どう見ても完全にインターミッションでメイ…

高殿円『プリンセスハーツ 誰も代わりにはなれないの巻』(ルルル文庫)

スレ違いラブも宮廷陰謀劇も楽しいけど、今巻はヴィスタンシアの変態っぷりに最後にすべてもってかれて、本編の印象が薄いよぅ。ともあれ思いっきり前編という作りなんで、後編を楽しみにニヤニヤするぐらいしかないか。どうせなら、野生の勘を思いっきり反…

ずっと「太陽に向かう宇宙機に『イカロス』って名前は縁起悪くないか」と思ってたんだけど、

ジョースター卿が俺の目のウロコを吹き払ってくれた。via 【宇宙】太陽光・宇宙帆船「イカロス」の開発が大詰め 今年金星へ >>128 :名無しのひみつ:2010/01/14(木) 15:45:55 ID:CaAAGBk4。 、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、 /⌒` 三ミヽー-ヘ, __,{ ;;,, ミミ i ´Z, ゝ ''…

ISAS | 「はやぶさ」地球引力圏軌道へ!地球まであとわずか / トピックス

まぁ、純粋な軌道力学的観点からはどの時点で,地球にもどれたと述べてよいのかは,難しい質問瞬時最接近距離が地球の引力圏の内側に入ったと言っても,そのまま地球に捕獲されて地球を周回しはじめるわけではありませんということではあるそうなんだけど、…

突然思いついた

『[映]アムリタ』のあれって、「パウ・デイレルの書」*1じゃね? *1:『食前絶後!!』のあれ。

田中公侍, グループSNE『ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(2)』(富士見ドラゴンブック)

この世界の蘇生と穢れの受け取られ方の参考になる一冊……とか真面目な感想を書こうかなと思ったら、スタローンに全部持って行かれてしまった。こういうハプニングがあるからリプレイは楽しい。ソード・ワールド2.0リプレイ マージナル・ライダー(2) (富士見ド…

Google、中国事業閉鎖の可能性 言論の自由の問題めぐり - ITmedia News

「GoogleイコールThe Net」になるかも知れないご時世に、そこから国ごと切り離し、か。さて、どうなることやら。いっそGoogle Public DNSに「.cnに関する問い合わせには返答しないサーバーを追加」とかやってくれると、マルウェア感染の可能性が激減してGood…

うえお久光『紫色のクオリア』(電撃文庫)(反転部ネタバレ)

あちこちで話題になってたんで気にはしてたんだけど、ようやく入手・読了。確かに広く評価されるだけのことはある、なかなかに豪快で素敵なバカSF。こういう話ならそうと分かるように紹介しろよ >電撃文庫。おかげで今日までこれを読めなかったじゃないか。…

有人宇宙システムの構築に向けて 4)海上回収--有人宇宙論壇シリーズ--:宇宙政策シンクタンク_宙の会

あら、これは面白い。地図で見ると一目瞭然、太平洋って大西洋やインド洋に比べても圧倒的に広いのね。で、その恩恵として、米・露・中・欧のどの射場に比べても日本は地球低軌道のみならず、月遷移軌道も含めて有人宇宙船の打上げに最も適した地理的条件を…

BREAKING: Star Trek Sequel Tentatively Set for June 29th, 2012 | TrekMovie.com

via 次回作映画の暫定公開日、2012年6月29日に - 65491.jp スタートレック特報。鬼もマヤ歴カレンダーの作者も爆笑するレベルのお話し。さて今度はどういう世界線のお話しになるのかしら? と古参オタっぽい関心を寄せてみる。 「スター・トレック」続編の公…

壁井ユカコ『カスタム・チャイルド ―罪と罰―』(メディアワークス文庫)

黒壁井は基本的には好きなんだけど、ちょっと黒すぎて引いてしまった。うーむ、俺もまだまだ人間関係に幻想を持ってるのだなぁ。かろうじて読み切れたのは知佳さんと部長のキャラのおかげ、このグチャグチャドロドロしてるのも所詮はティーンの背伸び、大人…

はてなブックマーク - asahi.com(朝日新聞社):ベテルギウスに爆発の兆候 質量急減、表面でこぼこ - サイエンス

mahal 学問ラン3 ガンマ線バーストがやたらバズってる……ガンマ線バーストに言及した一人としてちょっと言い訳。600光年彼方から致命的ダメージを与えてくれる代物で、かつ、それを検知したときにはすでにやられてる、というあたりに、強力に中二心を揺さぶ…

麻城ゆう『新・特捜司法官S-A 10―ジョーカー外伝』(ウィングス文庫)

大完結。いかなる続編もパート2も存在し得ない問答無用ズンバラリンなエンディング。しかしいまいっちょスッキリしないというかなんというか、秋津を主役として、その周辺で話をまとめようとするとこうなるというのは理解できるんだが、話のスケールの割には…

asahi.com(朝日新聞社):「きぼう」スペース余るかも 米、予算不足で装置運べず - サイエンス

実験装置の輸送を担うロシアや米民間企業の宇宙船はシャトルに比べればずっと小さく、打ち上げコストも高くなる見通し。実験を行う米航空宇宙局(NASA)や他の研究機関には高額の打ち上げ費用を負担できる十分な予算がなく……そーかー、コストの問題かー…

林トモアキ『ミスマルカ興国物語 VI』(角川スニーカー文庫)

ジェスの過去にエミットの正体に先代の人たちの企みと力の正体、なんか一気に謎解き編ですな。ここに来てマヒロと同じくらいおかしな奴が出てきて、と同時にマヒロがようやく内面を描写されてそれなりに普通の人間に見えてきたような気がする。 あのときやこ…

朱川湊人『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』(光文社)

メビウスおよび歴代各シリーズへの愛着が存分に感じられ、オマージュ全開でなかなか素敵なんだけど、便宜上の主人公がハルザキ・カナタなのが実に感情移入を阻むな。というか、『アーマードダークネス』で突っ立って棒読みしてたあのキャラがGUYS JAPANのレ…

時事ドットコム:小惑星に衝突体、クレーター=はやぶさ2、14年にも−計画案概要固まる・宇宙機構

ちょっと遅めのお年玉きた!!! ところで計画通りの試料採取ができなかったってのは微妙な書き方やな。ひょっとしたらカプセルに何か入ってる可能性には期待するけど、プロジェクタイルの動作としては「計画通りではなかった」ってことか。

ジョン・W・モファット『重力の再発見―アインシュタインの相対論を超えて』(早川書房)

中身を全部理解できたとは思わんけど、面白かった。LHCがらみでヒッグス粒子関連の解説を読んでて「ヒッグス場によって粒子が慣性質量を得たとして、なぜその値が重力質量とちょうど等しいのか」に触れてる、あるいはそこを課題として挙げてるものがなかった…

次巻に期待×2

小木君人『夜が来るまで待って』(ガガガ文庫) えらく作風を変えてきたなぁ。いや、気弱な男の子が複数の女の子といちゃラブする話という点ではまったく変わってないんだが、まさかスタンドバトルとは。 しかしバトルものとしては、「敵がなんとしても倒すべ…

惑星旅行まであと100年!? JAXA、「未来型ロケット研究会」立ちあげ (1/2ページ) - MSN産経ニュース

【新年企画・第3回】太陽光・宇宙帆船、今年金星へ : 神奈川 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)とか【2×××年 夢袋】「エレベーター」編 (1/2ページ) - MSN産経ニュースの、いかにも「お正月の新聞の第五部」あたりに入ってそうなお話しと混じって見かけ…

asahi.com(朝日新聞社):月有人探査、日本にも参加求める方針 米科学誌 - サイエンス

これまでは米国単独で目指すことになっていたが、航空宇宙局(NASA)の財政負担を減らすため、方針を変更欧州や日本、カナダに月着陸船や月面基地の開発を依頼して、NASAの負担を減らす方針……とりあえず、財布扱いではなくパートナーなのだな。で、…

海冬レイジ『機巧少女は傷つかない 1―Facing“Cannibal Candy”』(MF文庫J)

面白い、というよりは「格好いい」か、これは。ベタベタの王道だけど、ヒロインのピンチに己のダメージをおして駆けつける主人公はこうでなくちゃ。コメディ部分の掛け合いもなかなか。 もっとも背景世界とか裏事情についてはなにしろシリーズ前提の一巻目な…

謎の2粒子、正体は同じ!?阪大教授が新理論 : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ま、内容自体は[0908.0212] Stable Higgs Bosons as Cold Dark Matterを眺めても何が何やら、さっぱり話がギリシャ語なんだけど、 欧州にある世界最大の加速器(LHC)では最大の課題としてヒッグスの検出実験が行われる。ヒッグスが不安定なら、崩壊時に…

大樹連司『ほうかごのロケッティア』(ガガガ文庫)

『オネアミスの翼』+『AURA』、ちょっと電波風味。ちょっとあざとく感じるくらいに俺好みの要素がてんこ盛り。てか、実に面白かったんだけどこれって、オリジナル作品よりは二次創作の楽しさのような気も。 それと、先行作品ではコマ間でいつのまにか出来て…

asahi.com(朝日新聞社):小惑星と地球の衝突防げ ロシア、ロケット打ち上げ検討 - サイエンス

NASAや欧州宇宙機関、中国国家航天局の担当者を招いた会議を計画……そうか、本邦は地球防衛組織の一角を占めることが出来るとは思われてないわけだ。だよなぁ、地上からのターゲットの観測だとか、そこそこのサイズのモノをたまにじっくり時間を掛けて精…

明日香々一『王国神話―空から降る天使の夢』, 『王国神話 第二夜 約束は夢にとけて』(富士見ファンタジア文庫)(反転部ネタバレ)

『悠久のアンダンテ』が実に良かったので、古書店から保護。よりピュアにベタベタ甘々の神話。デビュー作からこういうのを書く人だったのね、納得、とか思いながらあとがきを見て愕然。実はドタバタコメディを目指して書き始め(中略)勢いで以って書き上げる…

『the Sneaker』2010年2月号(角川書店)

猫砂一平「末代まで!」 「ウイルスの霊」という頭の悪さ全開の発想がいいね。この水準で短編を量産できるんなら安定しそうだ。 林トモアキ「レイセン」 発射後も眩しさによる行動制限を受けない「目からビーム」!!! なんと、我らが葉月の雫殿の技術力はドク…

赤松中学『緋弾のアリア 5 序曲の終止線』(MF文庫J)

ここのところ、何か読んでるシリーズがあれもこれも「第一部完」状態なのはどういうシンクロニシティなのかしら? ともあれお話しは一段落、の筈なんだが、インフレしまくりの超展開しまくりで、それでも読んでる最中に引っかかることがないのはさすがだとは…

MythBusters: Gorn Cannon High Speed : Video : Discovery Channel

via 雑誌、スチュワートがナイトに、ゴーンと対決 - 65491.jp スタートレック特報。アダム&ジェイミー vs ゴーン、夢の対決。日本での放送が待ち遠しいぞ、これは。日本側の12月の番組表によると最新のエピソードは2009年12月12日初回放送の「汚い車は燃費が…