2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧
一年に一度会えるぶたぶたさんの新作。いつも変わらぬ温もりのクオリティ……と思ったらまさか「ぶたぶたさん主人公のホラー」とは。変化球もまた楽し、解説の通り「揺るがない」ぶたぶたさん、また来年。再びのぶたぶた (光文社文庫)作者: 矢崎存美出版社/メ…
インターネットメールをリアル郵便として受取人の近所の郵便局に届けるサービス“ハイブリッドメール”ってことは、rev-9@zz.yy.xx.ww.osaka.jp.postにメールすると、大阪府ww市xx町yy丁目zz番地に住む俺に届くのかな。しかし万国郵便連合って、認証された住所…
創元が「年刊日本SF傑作選」を刊行する中、今度は河出から「書き下ろし日本SFコレクション」とは!!! しかも続刊の予定あり、編集後記によれば角川文庫から日本SFのテーマ別再録アンソロジーも出るとは。なに、何が起きてるの? 序文で編者が今ふたたび夏の時…
素晴らしい。最後の大決戦から大団円。それどころか口絵の段階でウルウルくる。性悪の陰謀家の小細工とポニテ軍曹とチェーンソーマニアの苦い勝利。なんというか、「こうなるとエグいけど格好いいだろうなぁ」という予想と期待をすべて満たしてもらった気分…
ありがたいまとめ。へぇっと思ったポイントをメモっとく。 軌道として考えられているのは、静止軌道、太陽同期軌道、準天頂軌道の3つ 発電部は常に太陽側に向け、その一方で送電 アンテナは地表を向いていなければならない。このため、両者間に回転部が必要…
しやけ遊魚『こもれびノート』(HJ文庫) イイ性格の人たちの良い話、ただしちょっと残念、みたいな。小説としては何が何だかわけがわからんが、良くできて面白い会話劇、というあたりかな。 あちこちの感想を見て回ると『化物語』レッサーバージョン、という…
宇宙 ひもを使用した移動方法を検証しますって、宇宙ひもを見つけるどころかすでにその応用を実証する段階に至ってるとは……JAXA畏るべし。いつの間にどこからそんなオーバーテクノロジーを手に入れたのかしら。 REXJ [JAXA] 国際宇宙ステーションでのロボッ…
「脳内思考」という見出しにwktkしたんだが、元記事を自動翻訳して斜め読みした感じでは、視覚野が対象のようでガッカリ。いや、それはそれで充分に凄い研究なんだろうけど、「俺の感じている赤色と他人の感じている赤色を比べたい」とか「テレパスに対抗す…
シリーズ化に向けて設定の整理と追加、単巻のお話しとしてみればごく普通の異能バトルの水準作。ただしいろいろ捻ることのできそうなネタがあちこちに埋め込まれて次へのヒキもなかなかにそそられる上手いやり方。いや、思い返すとかなり面倒そうな設定を大…
三門鉄狼『ラグナ・クラウン』(MF文庫J) パワーと勢いはまぁまぁ良い、んだけど、パワーと勢いで読ませるような話なのに設定がごちゃつきすぎてテンポがいまいち。おまけにそのごちゃごちゃした設定を解説するために主人公の脳みそをガウリイ級にしたのが見…
座長案では、まず15年ごろに日本独自の探査機を月の表側に着陸させる。20年ごろまでに造る南極の無人基地は、ロボットに電力を補給する。さらに25年ごろ、ロボットが月の裏側で収集した石を地球に持ち帰る。科学研究や資源利用を目指す。 面白い、サン…
エリカが一歩先んじると、すかさず祐理にも一歩踏み出させるとは、なかなかに律儀な作者だな。ま、エリカの方は権能のおかげでもあるし、今巻はちょっとこれまで出遅れてた祐理の挽回編、かな。もっともそれだけに留まらず更にハーレムが増えるあたりはさす…
また、スペースシップツーの名前については、試験用のスペースシャトルやSFの宇宙船などにちなんで、「ヴァージン・スペース・シップ・エンタープライズ(Virgin Space Ship ENTERPRISE)」と名づけられた。 そーか、サブオービタル機がV.S.S. Enterpriseか…
よかった、宇宙の力かと思ったら止まったのはWebサイトだけか。いや待て、どうやってもヒッグス粒子の生成を止められそうにないので、今度は「Webサイトはじめ外界からそれを観測する手段をすべて奪ってしまえば、観測者効果により無問題」という方向へ宇宙…
今巻は良かった。ひょっとして『クラッシュ・ブレイズ』になってから一番面白かったかも。まぁ、ぶっちゃけいつものパターン、頭が固くて古くさい価値観を持ってるのを人外組なりゴジラ組がやり込める過程で、いろいろドタバタ騒ぎが起きて、悪党が最終的に…
シュールだ。しかし「エンジェルヘア」とか、小説よりはむしろコミックなりアニメの原作を目指してる? いや、終盤のややこしく怒濤の心理描写を文字媒体以外でやるのは無理か。それにしても、なんかぶつ切りな印象だな。ひょっとして、もっと長かったものを…
via 火浦功 その5。いま明かされる驚愕の真実!!! いや、いまじゃなく2年前に出た本の解説*1ですけどね。てかアレに新装版が出てたのか。さすがに新装版で読み直したいと思える出来の作品だとは思わなかったんで、すっかり目に止まらなかったんだな。bk1の書…
あさのハジメ『まよチキ!』(MF文庫J) ともかくひたすら萌え要素とラブコメ的お約束をこれでもかこれでもかとてんこ盛りにして出してくる、設定もストーリーもすべてはそのために従属する、実にこのレーベルらしい。なるほど最優秀賞を獲るわけだ。会話も文章…
via 【宇宙】 無人探査車スピリットが火星の砂地にはまって半年、ついに前進指令を送信…脱出に挑戦 [09/11/13]。Investigation of past stall events along with these characteristics suggest that this stall might not be result of the terrain, but mi…
「(UFO調査に)防衛上の利益を見いだせず、防衛予算を使うのは不適切だ」という結論に辿り着くために59年かけるってのが、英国クオリティを感じさせてほのぼのするなぁ。昨年だけでも計135件の報告に対してたった1人の専従担当者というあたりに、意…
1〜2巻に比べるとずいぶんと面白くなった、というか普通に面白い水準にやっと達した、と言うべきか。これまで感じてた「いまいち」感は、ハイレベルの戦いに低レベルキャラクターの首を突っ込ましてる無理矢理さからきてたように思えてきた。SWの世界では数…
良くできてたとは思う。M78世界と大怪獣バトルを繋いできちんと次へ繋ぐストーリーをきちんと尺に収めて、説明不足にならないだけの情報量を保ちながら見てる子どもが飽きないペースでバトルを入れてく、という観点からは満点。アクションもフルCGの新しい絵…
IMEに続いてはDNS。IPアドレスが覚えやすいぶんだけOpenDNSより使い勝手はよさそう。しかし固定IPアドレスで繋いでてGmailとGoogle Readerには常時ログインしっぱなしという状況で更にこれを使うと、いったいどんな履歴情報がGoogleサイドに溜まっていくかと…
面白そうではある。ATOK、というかジャストシステムの先行きが微妙に不透明な気がするこのタイミングとしてはなおさら。もっとも人柱をやる気はないし、Googleの発表直後の新サービスとなるとプライバシー的問題を気にせざるをえないし、IMEという常時システ…
一言一句の隅々まで心底から同意。『火星年代記』を発掘して読み返そう。 ブラッドベリ氏は、米ロサンゼルス(Lod Angeles)の自宅から映像をつないでイベントに参加し、「われわれは月を離れるべきではなかった」と語った。「とどまっていたら、今ごろはも…
バカだ。「妖怪ゴミ箱男」(しかも説明書つき)と「妖怪変に頼られ女」という発想だけでご飯三杯は行けるな。おまけに掛け合いも上手いしヒロインの性格がいろいろと残念で素敵。その性格からタイミング的に『僕は友達が少ない』との類似を強く感じてしまうの…
IPv4枯渇の前兆がいよいよISP〜末端ユーザーレベルに現れてきたのかしら? 固定IPを申し込んで置いたほうが、いざというときに既得権を主張できたりするかな。巻き添え規制を喰らわないというメリットも捨てがたいし……
ありがたや日本語の詳報、と思ったら更にわけがわからなくなってきた。以前の発表に対し、炭酸塩鉱物を「熱分解」と呼ぶ方法で処理することにより、隕石にみつかったものと同様の磁鉄鉱を作ることができるから、それは生物起源だと断言できないよ、と反論さ…
最終的に人間様が摂取できるカロリーと、その生産に要するカロリーとの比が、せめて現在の食肉よりマシ、できれば現在の穀物程度、に納まるんなら、倫理がどうのこうのすっ飛ばしてとっとと実用化してもらいたいもんだ。我々がソイレント・グリーンを喰わざ…
「悪いが、俺は、人間不信なんでな。人間と、人間じゃないものがいたら、そっちを信じさせてもらう」 いやぁ、えらい作風変わったなぁ。おまけにどーも盛り上がりに乏しいまま進んだと思ったら、なんと一冊まるまるプロローグ。これ、前作を知らずに書店でい…