2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

あざの耕平『神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルとイドラの魔術師』(GA文庫)

第二話、まさか「ポリ桃」*1でもバトル展開(笑)になるとは。せっかくのバトルシーンなのに、イラスト少ないぞ! ま、あとがきによればスケジュールがゲロゲロだったみたいですが。で、第三〜四話、何つーか、前巻にも増して、商業作家としてこういうテーマで…

エンデバー移動、2機のシャトルが発射台に | スペースシャトル | sorae.jp

お、期待してた絵がきた。これが複数のシャトルが同一フレームに納まる、いわゆる「シャトル・フリート」をイメージできる最後の光景ということで、記念に直リンク。てか、NASAのサイトのこの手の逐次更新されるページ、パーマリンクが無くて不便だよなぁ。

林亮介『迷宮街クロニクル2 散る花の残すもの』(GA文庫)

サブタイトルがもう、これだけで、どれだけ良い人間関係ができて、そしてどれだけ死んでいくかを思わせて、ちょっと無いぐらい染みるタイトルだよなぁ。でもむしろ迷宮街の外での人死にが心に残るのはどうしたことか。常盤・児島組のエピソードが重い。とこ…

ケプラー、ファーストライト | 系外惑星 | sorae.jp

このアレイ*1そのまんま。見栄えのする絵とかをバッサリ切り捨てて必要とするデータ取得に最適化するとこうなるのね。 系外惑星探査用宇宙望遠鏡「ケプラー」、初の映像を送信 - Technobahn *1:via はてなブックマーク - フォトレポート:宇宙望遠鏡「Kepler…

逢空万太『這いよれ! ニャル子さん』(GA文庫)

フォークの通用するニャルラトホテプ星人……うむ、これは確かにある意味で、というかある方向性では『デモンベイン』をも越えたな。むしろ『シスマゲドン』に並べられそうだ。主に方向性の斜め上さと小ネタの微妙な「一世代前」感で。*1 しかしまぁ、他人事で…

田中哲弥『猿駅/初恋』(早川書房)

うーむ、この改行のない狂気の文体、『異形コレクション』とかと違って一冊にまとまったのを続けて読むと、脳みそが田中色に染まるのう。「朝ごはんが食べたい」とか『大久保町』の頃は思考疾走*1の一種かと思ってたけど、むしろ筒井系なのか。 ところで本書…

ニュース - 環境 - ロケット打ち上げ、オゾン層に悪影響?(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト

本題ではないところに反応。 現在、アメリカやヨーロッパ、インドの各国政府が打ち上げるロケットには、液体燃料と固体燃料を組み合わせたものが使われている。固体燃料は通常、粉末や結晶の形で使用されている。一方、ロシアと中国のロケットではほぼ例外な…

マイクロソフト セキュリティ情報 MS09-010 - 緊急 : ワードパッドおよび Office テキスト コンバーターの脆弱性により、リモートでコードが実行される (960477)

久々に月刊マイクロソフトパッチで適用失敗。マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (960906): Microsoft ワードパッドのテキスト コンバーターの脆弱性により、リモートでコードが実行されるで以前に公開されてた暫定回避策を適用してると、パッチ対象…

The Hindu : National : An Indian space shuttle takes shape, The Hindu : National : An Indian space shuttle takes shape

米露の次期も神舟もATVもHTVも全部カプセル型で行く中、ただ一国、有翼再使用型なのか。もっとも、本気で有人まで含めてこれでやるのか、それとも単に極超音速機の実験なのかは、記事を自動翻訳しただけではよく分からん。少なくともパラシュートつけて回収≒…

ブラッドリー C エドワーズ, フィリップレーガン『宇宙旅行はエレベーターで』(ランダムハウス講談社)

「建設費1兆円」のネタ本。原著の発行から3年、既にあちこちに楽観的すぎると思える記述が目立つような気がしないでもない。*1 一番気になるのは、地上側基地*2建設地の緯度について、赤道上は理想的な建設候補地である。しかし、実際には南北の緯度35度ぐら…

山口幸三郎『神のまにまに!〜カグツチ様の神芝居〜』(電撃文庫)

面白い。第2巻に向けて動いていますとのことで、とりあえずは買い。が、説明パートの固さが……受賞後それなりに改稿したらしいけど、もうちょいこなれるだけでグッと読みやすく面白くなるだろうなぁ。というか『電撃文庫MAGAZINE』の短編は、短編だからか先に…

中国、初の宇宙望遠鏡計画 | 宇宙 | sorae.jp

きっちり科学ミッションにも金と技術を投入してきますな。しかも国威発揚とか国内向け「大国」アピールが主目的なら、見栄えのする絵を手に入れることを優先して可視光領域に手を出しそうなところ、X線望遠鏡というところが渋い。2010年から2011年にかけて、…

月面に花を、米企業の「月のオアシス化計画」 写真2枚 国際ニュース : AFPBB News

本題とは別のところだけど、密封容器が気になって仕方がない。ほんとに密封? 質量の出入りは一切無し? 光合成と呼吸で酸素と二酸化炭素の収支をプラスマイナスゼロにするとかか? ググって出てきた英文記事を自動翻訳してみても、「密封」という文言は見当た…

ちょっと笑ったネタ

一番いいのはサラリーマン (扶桑社文庫)作者: 堀紘一出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2002/06/01メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見るサラリーマンなんか今すぐやめなさい作者: 堀紘一出版社/メーカー: ビジネス社発売日: 2004/04…

Space Station Nears an Extension - WSJ.com

via 米国及び関係各国、ISSの2020年までの運用に合意 - 宇宙ニュースの小部屋。とりあえずは5年の延命が決定だそうで。自動翻訳頼りでは細かいニュアンスはよく分からんので、どこかで親切な誰かが解説してくれるのを待とう。 ま、関係あるのかどうか知らん…

花房牧生『アニスと不機嫌な魔法使い 3』(HJ文庫)

なんだ、えらく会話が和やかじゃないか。てか、↓が和やかに感じられるくらいにスッと馴染むようになってきたな。もう3巻か。 「そうだ。少しは教えたことを覚えてるじゃないか。犬だって教えれば因数分解ができるはずだと、信じた甲斐があった」 「ものすご…

asahi.com(朝日新聞社):ソーラーパワー、動け大望遠鏡 東大がチリで発電計画 - サイエンス

観測に必要な電力は発電量の4分の1程度、多くは近くにある人口3千人のサンペドロ市全体に電力を供給する。3年かけ、標高3千メートルの予定地で設備が正常に作動するかや、蓄電システムの最適化などを進める計画だ。 アタカマ砂漠は標高が高く天体観測に…

『電撃文庫MAGAZINE』2009年 05月号(角川グループパブリッシング)

「アカイロ/ロマンス 拾違譚」が良いなぁ。あまりに素敵すぎて、ここでの変化すら次巻での鬱展開のタネになるのかも、と思うと、wktkが止まらないわ。電撃文庫MAGAZINE (マガジン) 2009年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日:…

APOD: 2009 April 10 - ISS and Astronaut

via 星の情報.jp(2009-04-11)。これはすごい。史上最遠の肖像写真か。次にこの記録が更新される時が来ることはあるんだろうか。ISSの軌道より遠いところで人類が活動し、かつ、それを直接光学観測できる……ひょっとすると永遠に更新されない大記録なのかもし…

老化を遅らせる「iFood」って何? - 食品研究者の夜食日記

同位体を持つ分子の結合は、通常の分子と比べて強力になっています。例えば、水素(H)の同位体である重水素(D)の水素結合は、Hと比べて80倍の強さがあるとのこと。 (中略) 重水素と酸素を結合させてできるのが”重水”で、見た目は普通の水と変わりませんが…

枯野瑛『セイクリッドブレイズ 堕ちゆく金狼と』(ファミ通文庫)

買ってから、知らないゲームのノベライズだと気付いたけど、大丈夫、独立したお話として、良いものでした。じれったい人たちと軽妙な会話を書かせるとうまいよなぁ。それにしても、何度も繰り返し語られる「光の勇者の心構え」がシビアですのう。ま、弟さん…

オリオン、耐熱シールドの素材決定、着水試験も | オリオン | sorae.jp

アブコートで最も難しかったのは、アポロ計画時の製造技術を蘇らせることだった。それが実現された時、アブコードの方より良いシステムであることは明確である ロストテクノロジーこそが最強って、そんな展開が現実でもおこるとは。アポロに投入された技術と…

「かぐや」月に帰る - 6月10日頃に月面表側へ制御落下を予定 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

"かぐや"の運用状況は、2008年12月末でGRS(ガンマ線分光計)の定常観測期間中の欠測期間を補完するための運用が終了し、これによりフル成功基準を達成したとしている。 100点満点! めでたい。 このまま行けば、観測を終えたかぐやは6月10日頃に月の表側(日陰)…

Google検索、地元情報を自動的に検索するよう改良

Google様からは我が家は大阪市内に見えるのか。これまでの似たようなサービス、たとえばaguse.jpだとIPの管理者情報からISPの住所を見てるらしく常に東京と判断されてたんだが、Google様ともなるとさすがに一枚上手だな。しかし何を手がかりにしてるんだろう…

高田誠二『単位の進化 原始単位から原子単位へ』(講談社学術文庫)

紹介されてるメートルの制定時の演説の逸話が壮絶に格好いいのでメモ。「緯度45°の地点で周期が1秒になる振り子の長さ」と「赤道〜極の子午線長の1000万分の1」のいずれを採用すべきか、の議論において、 この前者は後者に比べて仕事が大層楽でまた早くでき…

シャトル運用の驚くべき実態、1988年に全損事故ぎりぎりの状況が起きていた - Technobahn

このタイル喪失は地上に帰還した後で判明したものではなく、軌道上の到達後に行われたロボットアームを使った検査で判明していたもので、シャトルのパイロットを務めたロバート・ギブソン宇宙飛行士は、ロボットアームの先端に取り付けられたビデオカメラの…

藤春都『ミスティック・ミュージアム 3 〜I Pledge For My Dear〜』(HJ文庫)

うみゅ、打ち切りか。ちょいと残念なパターンにはまったかな。1巻=賞への応募作なので当然ながら一冊できれいにまとまってる、2巻=続刊が決まったのでいろいろ新しいものを盛り込む、3巻=打ち切りで何とか本筋はそれなりにまとめたものの未回収なネタがあち…

週刊 スタートレック−ファクトファイル− - DeAGOSTINI

とうとう創刊号から最終号までつきあってしもうた。2003年2月18日以来6年強、全314冊に専用バインダーが27個。*1 創刊号290円にバインダーが1個おまけだったから290+560*313+609*13=183,487円。本棚のおよそ1.7段を占拠。 週刊STAR TREK DeAGOSTINI *1:本誌…

「次回作のプロット」ですって!!!

大始末記-ろくごまるにブログ 200903月報

2009年4月6日「独自の有人計画は2足ロボット月探査」 サイエンスポータルレビュー 科学技術 全て伝えます SciencePortal

日本は10年以内に二足歩行のロボットで月探査をやるという方向性を目指そうじゃないかという議論が最終的な局面に入ってきている。人命を尊ぶ日本という文化の中において、命がけで人を月に送るだけの価値があるのかという議論が、当然のことながら存在する…