2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧
こないだの火星環境でハチを飛ばす話の詳細が面白い。家畜化された昆虫という表現がかなり目からウロコ。そう言われりゃそうだよ。
新レーベル立ち上げ第一弾にあの怪作『覇壊の宴』の人を持ってくるって、なんというチャレンジャーや、と思って読み始めたんだが、なんとも薄味。物理的にも、本文208ページ中イラストや扉などで文章のない34ページを除くと原稿用紙約300枚、更に一昔前のラ…
20歳を過ぎても罹ってるのは知能が足りない証拠だとチャーチルに言われた*1 麻疹に30台まで罹ってた黒歴史持ちとしては、 @Molice 昔、台風の中に走りこんだあげく描いたのが『コンフュージョン』だったなぁ<遠い目 という気分は実によく分かるし、*2 故に…
凡作。これといって欠点もないが誉めるところもない。「ある日奇妙な女の子が現れ、平凡な男子中高生に妙な力が発現する、学園異能バトルラブコメ」の見本というかテンプレートをそのまま膨らませて板に書いてワックス掛けしたような。 あと、漢字で表記しな…
ようやくの上条さんvs一方通行さん第二ラウンド。よかった、なし崩しに仲良くなったりしなくて本当によかった。そして動き出す第三位。微妙にすれ違いつつ近くに来てるらしい浜面。燃える展開になりそうな、素直にドリームタッグを結成させてはくれなさそう…
SpaceLaunch News: Up to the Minute: BREAKING NEWS: NASA to add extra Shuttle flightの、エクストラミッションをもういくつか、という話とはまた別の件なのか。こないだのHTV有人化希望発言といい、ギリギリになって尻に火が付いてくるとなりふり構わず…
「ならば、オレは迎え撃とう。“ヘップバーンの騎士は最後まで逃げない”がウチの家訓だからな」 (中略) 「ありがとうよ。−−でも補足しておくぞ。“最後まで逃げない”ってのは、“いよいよ最後になったら逃げてもいい"ってことだからな!」 なにこの格好良すぎる…
本来の位置づけ的には「『あかつき』が本体で『IKAROS』はおまけ」なんだろうけど、観測結果と新たな科学的知見が出てくる前の段階では、どうしたって、観測を目的として既存の技術を組み合わせた機体よりは、「ソーラー電力セイル」の実証機のほうがwktkだ…
うーむ、不思議なものを読んだ気分。なんというか、読後感的にこれに賞を出した上で改稿させてまで出版させた編集部の気分がよくわかるんだけど、いざ誉めようとすると誉めどころがない、みたいな。会話と情感で話を進めていく割に、序盤で延々と展開される…
政治的言葉遣いの文書は読みにくいなぁ。目新しいのは↓あたりかな? 軌道上の要素を2028年まで保証するための検討を現在パートナーが行っている 宇宙機関長は、ISS利用の便益が示される限りは、運用と利用を継続すべきであるという強い共通の関心を表明 本年…
巻頭どころか事前にあらすじを見た時点で「ちょ、おいィ!?」でした。いやぁ、踊らされる踊らされる。で、今巻では「断章二」で亡霊(ダダー)の、ラストで救世群(プラクティス)と医師団(リエゾン・ドクター)の起源or語源が明らかになったわけだけど、さて、こ…
どうやらマジだと言うことはよく分かった。が、以前のとりあえず自分たちで作ったものを飛ばして、少なくとも太陽系の外に行きたい。10〜20年くらいでがどうしても気になって、「なんか盛大に裏があるんじゃなかろうか」と疑ってしまうのが止められない。他…
『パララバ』の人の2作目でこのタイトル! と期待していたのとはなんかちょっと雰囲気が違うな。主人公が軽いタイプの言動だからか、前作に感じた「綺麗な小品」という感じはしない。うーん、正直言って凡作。少し不思議方向へも切ない方面にもダークな路線に…
//www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010030901018" title="時事ドットコム:「有人宇宙船実現へ努力を」=NASA局長、文科相を表敬">時事ドットコム:「有人宇宙船実現へ努力を」=NASA局長、文科相を表敬:宇宙ステーション補給機(HTV)で人を地球…
設定と登場人物がハイペースで増えるなぁ。「リメイン・○○」が多すぎて正直なところそろそろ何が何やら。設定資料集とまでは言わんが用語まとめくらいはあってもいいかもしれん。大きな設定と複雑な背後の話が最初の受賞作の時点からずっとあって、それをき…
昨日に続き、はてブを見てふと思ったことをメモ。 # kelokelo bio, insect, science 重力の話だけか。ってか低重力で発生がうまく起こらないって話が前に出ていたような。 2010/03/08 # uruloki science, biology, insect 火星大気圧でも飛べるのかと思った…
昨日のプレスリリース(JAXA|巨大ブラックホールの失われたスピン)は、ブルーバックスレベルで脳みそが止まってる俺みたいな読者をも分かったような気にさせる面白さで、ふんふんと頷きながら読んでたけど、「新聞記者フィルタ」を通して自転速度は光速の2…
多分ベストセラー以外は全部「売れると思ったのに売れぬ本」です。私が以前に出した本も、出版社の担当は「絶対売れる!」と言ってくれた。そして売れないとわかったとたん、担当の態度が手のひらを返したように(泣というコメントで、ふと、出版業界の片隅…
微妙。謎を追うストーリーやら戦う主人公のモチベーション的には面白いんだが、ラブコメ分の増量やらロッテの壊れ方に、かなりの無理矢理感とおっさん臭さが漂うな。あとがきからも作者自身がそのチグハグ感を自覚してるがやむなく、という印象を受ける。ま…
長い時間の話で、内容は種々様々になったが、要約すると人工的に超光速を実現する障害として (1) 因果律に反する。これは「特異点を生む」と同義。 (2) 特異点を発生しないで、超光速を実現するにはエキゾチック物質が必要。 の2点に尽きるらしい。 それで…
前巻よりは面白くなってきた。が、まだなんかチグハグというか、シリアスネタや世界の謎部分とギャグ・日常パートが噛み合ってない感じ、とでも言うか。いや、違うか。『武器屋』だと前者が後者に埋め込まれる感じで一気にパワーで突っ走ってたのを、今度は…
当初は裏方的なお仕事として引き受けたのですが、その後思いのほか深く関わったのと、「“渋川”より“古橋”のほうが、単行本がちょっと余分に売れるかも」という理由で名義変更なんてこと、この業界では普通の慣習なのかしら? 素人考え的には、名前買いする作…
じじいがラスボスとして鎌首をもたげてくるなど、いい具合に状況がどんどんとエグくなってきた。新登場の運転手さんなんか、なかなか素敵なキャラなんだが、最終決戦直前あたりで月子をかばって致命傷を受け「初めて命令されてではなく自発的に力を使いまし…
なんともまぁ複雑怪奇なことを。要は一冊まるまる、ケイに能力のあの使い方を思いつかせるためにあったわけか。それにしても、表面的には良い話っぽくおさまってるのに実になんとも読後感がゾワゾワする。未来をいじくれる系の能力ってのは使われる側的には…
フッ……前時代の発想ね 宇宙空間が死の世界? 冗談じゃない 我々は宙に浮かぶ巨大な宝箱 「月」を手に入れたのよ すなわち膨大な鉱物資源と氷−−つまり水と空気−−の「カタマリ」 (中略) 18世紀の産業革命でイギリスが欧州の優位を揺るぎないものにしたのはなぜ!…
『たま◇なま』最終巻から一年、あの作者のあの会話が帰ってきてくれた。いやぁ、堪能しました。やっぱ楽しいわ、この人の書く会話。 で、火魅亨って、スターシステムかはたまた転生か、とりあえず指使いは前世よりパワーアップしてるようだが背負っている痛…
同じネタのニュースで、これだけ違うニュアンスで記事にできるものなのね。 政府、独自の月探査技術確立を 懇談会に方針案提案 - 47NEWS(よんななニュース) 将来の有人月探査に必要となる要素技術の確立を日本も独自に進めるべき 「日本として何をするかを…
ハルヒというか女鳥坂に引きずり回される妙テケレンな部活もの、の極北まで行っちゃった、みたいなお話し、と思ってるうちにあれよあれよとまぁ、なかなかにジェットコースターでした。リアル現代*1版『無責任』シリーズ?*2 これ、ホントにこの調子で建国し…
こらすごい。ちょいと雲が惜しいけど、明るいもんだねぇ。
表面に氷の層があると推定される……なんと心躍るフレーズか。実にwktkしてきた。しかしかぐやによってシャックルトンクレータ底部表面に水氷の不存在が証明されてるし、今回の少なくとも6億トンと、エルクロスのデータからの総量は9.45×10^5トン。だいたい10…